1ヵ月ぶりのブログです。
毎年8月は仕事が詰まり気味&子供の夏休みで自由がききづらくなり、それでもしっかり遊びの予定も入れるので、To Doリストとスケジュール帳をにらめっこしながら過ごす日々。
それでも子供の成長につれて、だいぶラクになりました。
今年は猛暑のおかげ(?)で日中は引きこもって仕事、夕暮れから出かけるパターンで、いい感じに回ってます♪
で、ちょこちょこと映画も観てまして。こちらの『フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン』を観たのは今月初め。
勉強会の仲間&飲み仲間のチオキ真理さんの字幕とあって、いそいそと出かけたのですが、面白かった~!
人類初の月面着陸をめぐるアレコレを描いた「ほぼ実話」の物語。スカヨハはハマり役で60年代のファッションもかわいいし、チャニング・テイタムはクルクルマイク(♡)の頃とは打って変わって生真面目な青年役がお似合い。ウディ・ハレルソンがいい味を出してました。
観客としては手放しで楽しめるザ・エンタメ&ラブコメなのだけど、翻訳者目線では「かなり大変だったのでは…」と苦労を想像してしまいました。
何しろ舞台はNASA。専門用語がバンバン飛び交い、政治や経済の話も絡んできます。どうでもいいセリフがなくて、2時間強しゃべりっぱなし!
しかも専門用語って英語では分かりやすくても、日本語だと小難しくなったり聞きなじみがなかったり、そのまま字幕にしにくいことも多い。
字数制限との闘いもある中で、全体の流れを見ながら伏線にも注意しつつ分かりやすく訳すというのは、本当に至難の業なのです。
それなのに!真理さんの字幕はしっかりエンタメになっていて、ひゃ~っと圧倒されました。
紹介したい字幕がたくさんあったのに、メモ帳を忘れるという大バカ者…。
かろうじて1つだけ鑑賞後にスマホのメモに入れたものの、まだネット上にスクリプトが出ていないようなので、原文の確認が取れず断念(泣)
というわけで、今回は字幕の紹介はナシ。
ただ、「大統領」を意味するpresidentを「社長」の意味と取り違える、というやり取りを「トップ」と訳していて心の中で拍手しちゃいました。さらに、あとで出てくる「頂上」という訳にもつながっていて、お見事でした!
何のこっちゃな方は、ぜひ本編でご確認ください♪
本音を言うと、大御所や先輩方の字幕は素直に紹介しやすいのだけど、中堅仲間のシゴトはちょっと悔しかったりします。つい比べちゃうというか。人間だもの。
それが「もっと頑張ろう」というモチベーションになるので、やっぱり刺激をくれる仲間の存在は大事。
まずは目の前の仕事をコツコツと頑張ります!
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