トンボを見かけるようになりました。秋到来♪
で・す・が! 8月の字幕翻訳講座を振り返らないと私の夏は終わらない!
自分の記録のため、そして誰かの役に立つかもという期待を込めて、じっくり振り返ってみます。
今回の講座は、JACI(日本会議通訳者協会)が毎年夏に主催するJITF(日本通訳翻訳フォーラム)2022のセッションの1つ。
もともとオンサイトで行われていましたが、コロナ蔓延を機に2020年からオンラインに。その時に翻訳者向けのセッションを増やしたいということで、字幕翻訳の基礎を話す120分のセッションを頼まれました。
これが私のオンライン講座初体験。
このおかげで、どうやら周りに「オンラインで話せる翻訳者」と認識されたらしく、話をする仕事のオファーが増えました。(何でもやってみるもんだ。)
今回のオファーは「より深い学び」ということで、8月に週1回2時間×4回のワークショップ形式。4回も話すことあるかな・・・と思いつつ、V ShareR SUB(ポニーキャニオン運営の字幕学習サイト)で4回の添削講座を経験していたので、挑戦することにしました。
ところが、いざ内容を考え始めると「???」なことだらけ。特に困ったのがこちら。
・受講者のレベルは?
・課題の映像は何を使う?
・どのくらいの人が課題を提出するの?
JITFはチケットを購入すると、すべてのセッションを自由に聴講できる仕組み。
主催者の話では、チケット購入者は6月の時点で300人ほど! アーカイブ聴講が多いので、課題をやるのは数十人程度だろう。添削はしなくていい。通訳者が多く、字幕翻訳の経験はゼロと考えて、基礎から教えてほしい。
・・・だいぶ、ざっくり。
とにかく講座のイメージを作ろうと、ゲーム翻訳の講座を担当する武藤陽生さんにアドバイスをいただき、通信講座を教えている同業の友人たち、某有名ゼミを受けているEさんにもご協力いただき、イメージが固まってきました。(その節は、ありがとうございました!)
最大の問題は、課題の映像をどうするか? 映像は権利の問題で勝手に使うことができません。自分が担当した作品を使えれば教えやすいのですが、使用の許可を取るのは、かなり難しい。
YOU TUBEなどでフリーの素材を探すのも大変。どうしよう~! と、主催者の関根マイク氏に泣きつき、「V ShareR SUBなら短編のいい映像があるんだけど」と言ったところ、「じゃあコラボにしよう」と、話をまとめてくれたのです! 神ですか! ありがたや~!
というわけで、映像問題がクリアになり、ようやく講座の準備が整ったのでした。続く・・・。
写真は8月の思い出から、長野のワイナリーで出会ったブドウの原木。樹齢100年越え。尊い♡
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