わたしと岩波ホール気づけば夏も終わり。8月はJITF2022のイベントで字幕翻訳講座を受け持ったので、あっという間に終わりました!講座のことを振り返る前に、どうしても8月中に書きたかったのが、岩波ホールのことです。神保町にある老舗の映画館、岩波ホールが閉館したのは今年の7月。1968年に多目的ホールとして開館し、1974年からエキプ・ド・シネマの活動が始まり、インドのサタジット・レイ監督の『大樹のうた』を第1回目に公開。その後、レイ監督とポーランドのアンジェイ・ワイダ監督の作品を中心に、66の国と地域、274本の映画を紹介…と、これは「閉館のごあいさつ」の受け売りです。実は閉館した7月末の消印で、支配人の岩波律子さんとスタッフ一同の連名で「閉館のごあ...29Aug2022映画の話お仕事雑記